磐城壽 アカガネ 熟成純米 1800ml

穏やかな熟成感と密度のある旨味が楽しめる純米酒

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商品番号1923

販売価格 3,564円(税込)

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商品説明

「日本酒の魅力をより多くの人に」と、
古来より日本人に親しまれてきた「銅(=アカガネ)」にあやかり銘打たれた、
『磐城壽』鈴木酒造店の純米酒です。
熟成によって真価を発揮する酒質設計。
灘の剣菱の種麹菌を使用し、奇跡的に震災を逃れた「自家酵母」を用いて醸されたこのお酒は、
穏やかな熟成感と密度のある旨味が楽しめる、芳醇旨口の味わいに仕上がっています。
濃厚な味わいは、魚の煮付けなどと合わせると最高です。
また、しっかりと芯のある酒質は、割り水燗にすることでより幅広い相性を示してくれます。
ぜひお楽しみください。


『磐城壽』と『アカガネ』の物語


元々『磐城壽』鈴木酒造店は、太平洋を臨む福島県最東端の双葉郡浪江町に蔵を構えていました。
そこで醸されるお酒は、海の男酒として、東北地方では珍しい味のあるお酒だと、地元で親しまれていました。

蔵元兼杜氏の鈴木大介氏は、東京農業大学を卒業後、奈良県の梅乃宿酒造に勤務。
その時に西日本の濃醇で個性あふれる日本酒に触れ、いずれは福島の実家で、
そのような個性のある日本酒を醸したいとの思いを強くしていたそうです。

その後、蔵に戻った大介氏は、
地元浪江町の契約農家さんのお米で醸した『土耕ん醸(どこんじょう)』という日本酒をリリース。
平成22酒造年度(22BY)の仕込みでは、そこから更に踏み込み「熟成」をテーマにしたお酒をと、
岡山県産雄町と灘 剣菱の種麹の組み合わせでチャレンジをしていました。
平成23年3月11日は、ちょうどそのお酒の仕込み作業の日でした。

幸いにして家族は早期の避難により無事でしたが、
津波により蔵は跡形もなく、さらには原発事故で帰還不能となってしまいました。

絶望的な状況でしたが、分析のため内陸部の福島県工業試験場に偶然預けていた
「蔵付き酵母が生き残っている」という知らせを受け、酒造りを続けることを決意。
周囲の励ましにも後押しされ、平成23年10月には、新天地となる山形県長井市での
酒造り再開にこぎつけました。

そして、3月11日に出荷を待たず流されてしまった例のお酒は、
平成24酒造年度(24BY)より製造を再開。豪雪地帯の山形で醸され、
瓶詰め後、暑い夏を常温で越してから、「アカガネ」の商品名で平成26年1月より販売されています。

商品スペック
・製造元 【山形】鈴木酒造店 長井蔵
・メーカーURL http://www.iw-kotobuki.co.jp/
・特定名称 純米
・使用米 雄町(岡山県産) 65%精米
・アルコール分 16度以上17度未満
・おすすめの飲み方 常温からお燗
  • システム商品コード
    :000000000268
  • 独自商品コード
    :1923

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